ガンの話 化学療法の是非
近藤誠医師の化学療法を否定する本がベストセラーになり、これに対し反論本も出ております。 薬剤師の立場から言えば、抗癌剤はNOです。
薬剤師になる前にかならず学ぶのは治験についてです。この中で、抗癌剤だけは特別な手順を踏みます。 健常者に投薬して、安全性を見る試験が飛ばされて、がん患者に最初から臨床試験を行います。 つまり最初から重篤な副作用ありきです。
腫瘍内科の専門医の中には副作用を我慢して命が助かればいいとおっしゃる方もいます。
最近の分子標的型は健常な細胞を傷つけないと言いながら、処方のハードルが高いということはどういうことか、想像できると思います。
抗癌剤の中には癌細胞よりも健常細胞に攻撃的なものもあり、かえって、癌が広まりやすくなるのもあります。
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